映画「シャーロックホームズ」の舞台ロンドン!ベーカー街を訪ねよう

ホラー・ミステリー

2009年の映画「シャーロック・ホームズ」は、数あるシャーロック・ホームズ映画の中でもスピーディな展開とアクション・シーンが光るエンターテイメント作品。原作はサー・アーサー・コナン・ドイルの同名作品です。

シャーロック・ホームズほど多くの人に愛される探偵はいないでしょう。シャーロック・ホームズが連載中だった1893年、ホームズはいったん死んだという設定でした。読者はその死を悼み、堅物なロンドンの銀行員ですら喪章を着けて出勤したと言われています。コナン・ドイルは続編を書かざる得なかったそうです…。

今回はホームズの生きたロンドンの世界をご案内したいと思います。

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あらすじ

19世紀末のロンドン。シャーロック・ホームズと友人のジョン・ワトソンは、5人の女性を殺害したブラックウッド卿を追っていた。ふたりはブラックウッドの新たな生贄の儀式を阻止し、この悪人を警察に引き渡す。

ブラックウッド卿は絞首刑の直前にホームズとの面会を要求。ホームズでも止められない「3人の死が訪れ、世界は変化する」だろうと告げた。ブラックウッド卿は絞首刑に処されるが、ロンドンに平穏は訪れず、新たな脅威が迫っていた…。

主な出演者

監督:ガイ・リッチー

出演:
シャーロック・ホームズ:ロバート・ダウニー・Jr
ジョン・ワトソン:ジュード・ロウ
アイリーン・アドラー:レイチェル・マクアダムス
ヘンリー・ブラックウッド卿:マーク・ストロング
レストレード警部:エディ・マーサン
メアリー・モースタン:ケリー・ライリー
ハドスン夫人:ジェラルディン・ジェームズ ほか

新たなホームズ像に挑んだのは、ハリウッドの重鎮ながら、やんちゃで危ういイメージをもつロバート・ダウニー・Jr。ワトソンには英国紳士然としたジュード・ロウ。ブラックウッド卿には悪役を演じると超一流のマーク・ストロング。「悪役英国俳優」の代表選手のようなマークですが、両親はイタリア系とドイツ系だそうです。ミステリアスな雰囲気はそのためかも知れませんね。

監督のガイ・リッチーはロンドン出身。ミュージックビデオの大御所なので、本作もスタイリッシュでキャッチ―な感じがしますよね…!歌手マドンナの元旦那様としても有名ですね。

映画の舞台・ロケ地

シャーロック・ホームズの舞台は19世紀のロンドンです。ホームズの活躍したロンドンの街並みを紹介したいと思います。

ベーカー街221B/シャーロック・ホームズ博物館

1990年、ベーカー街221bに「シャーロック・ホームズ博物館」がオープンしました。ベーカー街221bといえば、シャーロック・ホームズと独身時代のワトソン博士がルームシェアして住んでいたとされる住所です!


ホームズは1880年代初頭から引退する1903年まで、この下宿屋で下宿し、様々な事件を解決しました。博物館にはそんなホームズの生活が忠実に再現されています。

お土産店も隣接しており、ホームズに関するグッズなどが売られています。

住所 221b Baker St, Marylebone, London NW1 6XE イギリス
営業時間 月〜日曜日 9:30〜18:00(クリスマスは除く

タワーブリッジ

タワーブリッジ(Tower Bridge)はロンドン市内のテムズ川にかかる跳開橋です。ロンドンの人気観光スポットです。夜は少し雰囲気が違いますね!?

映画の中ではまだ未完成のタワーブリッジは、1886年に着工して1894年に完成しました。完成当初は蒸気圧で橋の開閉を行っていたそうですが、現在はもちろん電気です。

タワー上部のガラス張りの通路(ウォーク・ウェイズ)で2つの塔の間を歩くことができます。ドキドキしそうですね!てっぺんには博物館があり、橋の歴史を知ることができます。

住所 Tower Bridge Exhibition, Tower Bridge Road, London, SE1 2UP
電話番号 020 7403 3761



周りの観光スポットやツアー

マダム・タッソー館

マダム・タッソー館(Madame Tussauds)は、まるで生きているかのような蝋人形が展示されている人気の博物館。1835年に蝋人形彫刻家のマリー・タッソーによってベーカー・ストリートに創立された歴史ある博物館です。

世界中に分館を持ち、日本にもマダム・タッソー東京がお台場にあります。人気のセレブ達が勢ぞろい、一緒に記念撮影もできます。公式インスタグラムのフォローは楽しいので超オススメ。

住所 Marylebone Rd, Marylebone, London NW1 5LR イギリス


現地の食べ物・おみやげ

ロンドンのタクシー運転手はパブの店名まで覚えないとタクシー運転手になれないとも聞きます。ロンドンに来たならパブには行っておきたいものです。

パブ・シャーロックホームズ

パブ・シャーロックホームズ(PUB Sherlock Holmes)は、その名の通り、シャーロック・ホームズをフィーチャーしたパブです。店内は落ち着いたヴィクトリア調な作りで、いかにもクレーパイプをくわえたホームズがいそうな雰囲気。

2階にはホームズの部屋が展示されています。愛用のヴァイオリン、種々の実験に使った科学器具、パイプ、ステッキ、ホームズの蝋人形などが飾られた部屋は、1951年に作られたものだそうです。

住所 10-11 Northumberland Street, Westminster, London WC2N 5DB

ジ・オールド・チェシャー・チーズ

ジ・オールド・チェシャー・チーズ(Ye Olde Cheshire Cheese)は、創業1538年と古い歴史を持つパブ。かつてチャールズ・ディケンズやコナン・ドイル、マーク・トゥエインら、文豪が通い詰めたそうです。

イギリスでは伝統的なメニューのステーク&キドニー・プディング(パンとパイの中間のような厚めの皮をかぶせて煮込まれた牛肉と腎臓のシチュー)が看板メニューです。

住所 145 Fleet St, London EC4A 2BU
営業時間 月曜~金曜11:30~23:00、土曜12:00~23:00   定休日日曜


交通情報

東京~ロンドンの直行便はブリティッシュ・エアウェイズ、JAL(日本航空)、ANA(全日空)が就航しています。東京からヒースロー空港間は就航便数が多いです。

まとめ

世界で最も有名な探偵、シャーロックホームズが冒険したロンドンをご紹介しました。「パブ・シャーロックホームズ」という名前のパブは、ご紹介したロンドンの店だけでなく、イタリア、ポーランド、大阪、八王子と全世界にたくさんあります(チェーン店ではない)。しかもどのパブもコナンドイルが描いた世界がしっかりと作りこまれた素敵な店内。世界中のシャーロック愛を感じるばかりです。ぜひ自分の身近にもシャーロキアンの経営するパブがないか探してみてください!

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