大ヒット映画「ALWAYS 三丁目の夕日」は昭和の雰囲気を存分に味わえるヒューマンドラマ。シリーズ第3弾まで公開されており、全作品が高い評価を得ています。映画が撮影されたのは昭和ではなくもちろん平成ですが、撮影されたロケ地もじつは東京ではなく、岡山だったのはご存知でしょうか?
令和でも見つけることができる昭和の風景を、岡山に一緒に探しにいきましょう!
あらすじ
昭和33年。東京タワーが建設される傍ら、夕日町三丁目の住民は活気のある生活を送っていた。青森から上京してきた六子は、自動車会社「鈴木オート」の住込み働き。一方でその向かい側に住むのは、作家を夢見ながら駄菓子屋を営む茶川竜之介。酔った勢いで、親に置き去りにされた少年の淳之介を預かっている。
そんな夕日町三丁目に「昭和の三種の神器」といわれるテレビが届くことになった…。
主な出演者
出演者:
堤真一(鈴木則文)、
薬師丸ひろ子(鈴木トモエ)
小清水一揮(鈴木一平)
堀北真希(星野六子)
小雪(石崎ヒロミ)
吉岡秀隆(茶川竜之介)
須賀健太(古行淳之介)ほか
シリーズ1作目の時は10代だった堀北真希さんも、3作目公開時には23歳。街とともに出演者も成長しているのがこの映画の魅力です!
映画の舞台・ロケ地
「ALWAYS 三丁目の夕日」は東京から福岡まで、日本のあちこちで撮影されているのですが、多くのシーンは岡山県で撮影されたようです。
旧遷喬尋常小学校(真庭市鍋屋)
旧遷喬尋常小学校は、淳之介たちが通っていた学校のロケ地です。
この学校は明治に建てられ、平成2年に校舎としての役目を終えました。その後一般公開されているそうです。
いい雰囲気ですね~!本当にタイムスリップした気分になれそうですね…!
期間限定で「なつかしの学校給食」といって、この校舎で昔懐かしい給食が食べられるイベントも開催されているようですよ!
五福通り商店街(岡山市東区西大寺)
五福通り商店街は、茶川と淳之介が再会するシーンのロケ地です。
実際に明治時代初期に建てられた商家が建ち並び、一歩踏み入れるだけで一気に昭和の雰囲気が漂います。
出店者がレトロな服装で出迎えてくれる「レトロマルシェ」というイベントが開催されるようです!
周りの観光スポットやツアー
ここからは岡山観光スポットを紹介!
ルーラルカプリ農場(岡山市東区)
ルーラルカプリ農場はヤギ専門の農場。エサやりをしたり、子ヤギを抱っこすることもできます。岡山市内から車で約30分ほど。
農場内ではヤギのミルクを使ったソフトクリームやチーズが食べられます。ヤギミルクのカフェラッテ、「やぎラッテ」も人気!
予約すれば農場内での手ぶらバーベキューもできるそうです!
吉備津神社(岡山市北区)
吉備津神社は、昔話「桃太郎」のモデルとなった鬼退治神話が伝わる神社。
神社の後ろにある、吉備中山は古代より「神の山」と呼ばれてきたんだとか。
縁結び、夫婦円満、安産、家内安全、長寿、進学・就職成就、必勝祈願など、さすが桃太郎の神社、ご利益の幅広さは絶大!すごいパワースポットだそうです…!
現地の食べ物・おみやげ
ロケ地、観光スポットを巡ってきましたのでそろそろお腹がすきましたね…!おいしい岡山グルメも紹介します。
タマちゃんの「カキオコ」
カキオコは牡蠣をたっぷりを使ったお好み焼き。岡山グルメとして有名です。ほくほくぷりぷりの食感はやみつきになります!
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岡山県内にカキオコのお店はいくつかありますが、こちらのお店のお好み焼きは醤油味・岩塩味があり、通常の2倍、約250グラムの牡蠣を使った「カキオコの丞」という
贅沢メニューもあるんです…!!
藤戸饅頭本舗
映画にも店舗が登場した藤戸饅頭本舗の「藤戸まんぢゅう」。一平と淳之介が、淳之介の母を探しに訪れるロケ地です。
昭和をはるかに超えて、平安時代から続く定番商品なんだそう…!たっぷりのこし餡を、透けて見えるほどの薄い皮でつつんでいるのが特徴。
映画の雰囲気を楽しみつつ、お土産に買って帰るのもいいかもしれません!
交通機関
岡山へ行くにはどんな交通手段がいい?
・飛行機(岡山桃太郎空港)
東京(羽田空港)、札幌(新千歳空港)、沖縄(那覇空港)から直行便があります!
・新幹線
東海道・山陽・九州新幹線ですと直接岡山にいけますよ!
(九州新幹線のつばめではとまらないので注意!)
・高速バス
飛行機や新幹線では直接いけない四国からもでてるようです!
・高速道路
岡山市へ行くならば山陽自動車道で!
岡山県内を移動するなら?
電車とバスをうまく利用しよう
電車は岡山市を中心に10路線が運行しています。有名観光地のなかには岡山駅などから直通バスがあったりしますので、調べてみましょう!
岡山市内だと路面電車も走ってる!
岡山市では、岡山電気軌道が運営する路面電車が運行しています。
1回140円(区間によっては100円)で利用できます。当日乗り降りし放題の1日乗車券も400円で販売してます。
まとめ
今回は「ALWAYS 三丁目の夕日」のロケ地、岡山県について紹介いたしました!こうしてみてみると、観光地の雰囲気にあわせて懐かしい服装にしたり、懐かしい給食を食べられるようになっていたり…。観光者に寄り添っていて映画に出てくる夕日町のような温かい観光地ですね。
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