映画「ショーシャンクの空に」のロケ地めぐり!オハイオ州観光と地ビール堪能

ヒューマンドラマ

映画「ショーシャンクの空に」は、1994年9月に公開されたヒューマンドラマ。原作はスティーブン・キングの小説「刑務所のリタ・ヘイワース」。批評家達から高い評価を受けたものの、公開当初は「フォレスト・ガンプ」「パルプ・フィクション」「スピード」といった、話題作の影に埋もれていました。長い時間をかけ、レンタルビデオなどによって、徐々にその知名度を広げ、ファンを獲得した珍しい作品です。

「ショーシャンクの空に」のロケ地となったのは、メイン州とオハイオ州。今回はオハイオ州を中心に紹介していきたいと思います。

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あらすじ

1947年、若くして銀行副頭取となったアンディ・デュフレーンは、妻とその愛人を射殺した罪に問われる。無実を訴えるも終身刑の判決が下り、劣悪なショーシャンク刑務所への服役が決まる。

最初は刑務所の「しきたり」に抵抗して孤立するアンディだが、刑務所の古株で「調達係」のレッドは、アンディは他の囚人と違うと感じていた。

ある日、アンディは看守のハドラー主任の抱えていた相続問題を解決し、その見返りに仲間達へのビールを獲得する。この一件から、アンディは刑務所職員、囚人仲間からも一目置かれる存在となっていくが…。

主な出演者

ティム・ロビンス(アンドリュー・"アンディ"・デュフレーン)
モーガン・フリーマン(エリス・ボイド・"レッド"・レディング)
ボブ・ガントン(サミュエル・ノートン刑務所長)
ウィリアム・サドラー(ヘイウッド)
クランシー・ブラウン(バイロン・ハドリー主任刑務官)
ギル・ベローズ(トミー・ウィリアムズ)
マーク・ロルストン(ボッグズ・ダイアモンド)ほか

アンディの友人レッドを演じたモーガン・フリーマンはこの作品で1994年のアカデミー賞で主演男優賞を受賞しています。

映画の舞台・ロケ地

映画のセットはメイン州に作られましたが、ショーシャンク刑務所の外観はオハイオ州マンスフィールドの「オハイオ州立少年院」などを利用しています。

オハイオ州立少年院

オハイオ州立少年院は、外観はお城のようですが、1990年まで長きにわたり少年院として使われていました。

オハイオ州の州都コロンバスから約1時間。現在は閉鎖され、観光客向けに公開されています。

ショーシャンクの木

ショーシャンクの木は、オハイオ州ルーカスのラバー・ファーム州立公園近郊に存在していたアルバオークの木です。

劇中、脱獄したアンディは親友のレッドに宛てた手紙をこのオークの根元に隠しました。しかし残念ながら、この木は2016年に倒木してしまったようです。



アメリカ領ヴァージン諸島のセント・クロイ島

アメリカ領ヴァージン諸島のセント・クロイ島。ラストシーンでアンディとレッドが再会するシーンのロケ地です。

映画の中では、メキシコ南部のゲレーロ州ジワタネホなのですが、ジワタネホは海洋汚染が激しいビーチとして知られており、実際の撮影ではアメリカ領ヴァージン諸島のセント・クロイ島が使われました。



周りの観光スポットやツアー

ショーシャンクの空にの主な舞台となったオハイオ州は様々な観光名所もあります。映画撮影の舞台だけではない、オハイオ州の魅力をご紹介します!

ロックの殿堂

ロックの殿堂には幅広く細部にわたる音楽関係の展示があります。衣装などの貴重な記念品、楽器類、体験型の展示など。クラシック、ロック、ヒップホップ、ヘビーメタルと、あらゆるタイプの音楽ファンもきっと満足できると思います。

音楽界の巨匠達をたたえる巨大な殿堂は正面に「Long Live Rock」と赤い文字の書かれたピラミッドが象徴的です。

カイヤホガバレー国立公園

カイヤホガバレー国立公園は、アクロンとクリーブランドの間に位置し、雄大な自然を満喫することができます。


3時間で往復の旅を楽しむことができるカイヤホガバレー観光鉄道をはじめ、200キロメートルを超えるハイキングトレイル、カイヤホガ川でのパドリング、乗馬を楽しむことができます。



現地の食べ物・おみやげ

オハイオ州には300を超える地ビールの醸造所があります。19世紀初頭に移り住んだドイツ系移民の手により、この地域にはたくさんのビール醸造所が創立されました。

多くの醸造所では、定期的な醸造所見学ツアーや、作り立てのビールを飲めるバーの併設、公開特別イベントなどを提供しています。

Black Cloister Brewing Company

ブラッククロイスター・ブリュワリングカンパニーは地元に愛される醸造所。作り立てのビールを飲みながら、音楽やスポーツを楽しみたいお客さんで週末はごった返します。

 

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You’ve gotta nourish to flourish.

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まとめ

映画の舞台となったオハイオ州は、日本ではそれほど知名度が高くないものの、紹介しきれないほどの文化と自然があると思います。日本からの直行便もないので、なかなか行きづらいところもありますが、アメリカ周遊などの際にはぜひ組み入れてほしいエリアです。

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