映画「新解釈 三國志」のロケ地!静岡と千葉の雄大な自然とグルメ

ミュージカル

2020年公開の映画「新解釈・三國志」は、福田雄一監督による大爆笑コメディー。歴史スペクタクル「三國志」を新解釈で描いています。映画 「銀魂」やドラマ「今日から俺は!!」などヒット作品を連発する福田監督が脚本も担当。

中国を舞台にした物語ですが海外ロケではなく、富士の裾野や南房総など行きやすいエリアのロケ地ばかり。お出かけ前にぜひ最後までチェックしてくださいね!

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あらすじ

魏、蜀、呉の三国が分立し、諸国の武将たちの争いが絶えない乱世の三国時代。人々の平和のために立ち上がったのは英雄、劉備玄徳。桃園の誓いで関羽と張飛と義兄弟の契りを結び、彼らの協力を得て勢力を拡大する。やがて劉備は孫権と同盟し、彼らが率いる3万の蜀呉連合軍は、曹操率いる魏軍80万を赤壁の地で迎え撃つ…!

と、これだけ聞くとかっこいいけど、これまで語り継がれてきた英雄たちの姿とはまったく違う、ズッコケ三國志。

主な出演者

監督、脚本:福田雄一

出演:
大泉洋(劉備)
橋本さとし(関羽)
高橋努(張飛)
岩田剛典(趙雲)
ムロツヨシ(孔明)
橋本環奈(黄夫人)
曹操(小栗旬)
賀来賢人(周瑜)
佐藤二朗(董卓)
渡辺直美(貂蝉1)
広瀬すず(貂蝉2)
城田優(呂布)

キャストには主演級俳優を惜しげもなく投入…が福田流。今回もチョイ役にまで超豪華キャストをムダ使いする、大判振る舞いです!?

映画の舞台・ロケ地

「新解釈・三國志」では、静岡県と千葉県の雄大な自然を活かしたロケが行われました。

裾野市富士山資料館(静岡県裾野市)

諸葛孔明の自宅のロケ地は、静岡県裾野市にある「富士山資料館」の東側に広がる、須山十里木高原の蕎麦畑の中です。ムロツヨシ演じる諸葛孔明が、橋本環奈演じる鬼嫁と住んでいました。

この諸葛孔明の家は映画「キングダム」の里典の家と同じセット。そういえば「キングダム」も福田監督作品。キングダムの撮影後、いったん撤去されたものを復元したそうです。

 

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今は解体されてしまいましたが、また何かのロケで使い回されることがあるかもしれませんね。「富士すそのフィルムコミッション」がときどきロケセットを組み、展示しているようです。

朝霧高原(静岡県富士宮市)

朝霧高原は富士山の西の麓に広がる高原で、夏には避暑地として有名なスポットです。その名の通り、すがすがしい朝には霧に包まれます。

趙雲役の岩田剛典さんが、朝霧高原でロケをしているとTwitterに書いていました。このことから、ロケが行われたことは確実ですが、どのシーンの撮影が行われたのかはっきりしていません…岩田剛典さんと牛が登場していることから、物語終盤のバーベキューのシーンではないかと思われます。

朝霧高原にいくつかあるオートキャンプ場は、絶景を眺めながらキャンプができるお勧めのスポットです!



元名採石場跡地(千葉県鋸南町)

元名採石場跡地は行軍や合戦シーンのロケ地として使われました。残念ながら入り口が施錠されており、一般の方は入場できません。

房総のグランドキャニオンとも言われるこの地は、数々の戦隊ものや爆破シーン、「テルマエロマエや」「世界の中心で愛を叫ぶ」など、数多くの映画やドラマのロケでおなじみの場所です。

すぐ近くにある小鋸山の山頂からは、元名採石場跡地が見渡せるそうです。しかし、かなり険しいハイキングロードとのことです。

三舟山(千葉県君津市)

三舟山は、劉備、関羽、張飛が「桃園の誓い」を交わしたシーンのロケ地です。

ここは地元では知られた桜の名所で、春には多くの人たちが足を運びます。大河ドラマ「八重の桜」のロケも行われたそうです。

「なぜ桜?桃じゃないの?」という疑問は置いておきましょう…。




周りの観光スポット

富士の裾野で撮影された「新解釈・三國志」。ロケ地周辺には観光地もたくさんありますよ!さっそく見ていきましょう。

富士山パノラマロープウェイ

「富士山パノラマロープウェイ」はおすすめのアトラクションです。2021年8月には「絶景パノラマ回廊」、2021年11月には「カチカチ山絶景ブランコ」という、絶景体験の施設もオープンしました。まだインスタに写真を上げている人も少ないので、ぜひお早めに!!

ちなみに、富士山は5合目までは車で観光できるのをご存知ですか?夏季登山シーズンは、マイカーでの入場が規制されますが、それ以外の時期で降雪などがなければ、富士スバルラインや富士山スカイラインなどを走ることができます。

裾野市立富士山資料館

裾野市立富士山資料館の東側にある蕎麦畑が、諸葛孔明の家のロケ地。せっかく来たら資料館の中も見て行きたいですよね。富士山の成り立ちや歴史、動植物やそれにまつわる人々の生活など、富士山を学ぶことができる施設です。

 

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郷土資料館が併設され、さまざまなテーマの企画展や特別展を見学できたり、各種講座にも参加したりできます。

この施設の隣には蕎麦が植えられていて、9月中旬になると真っ白な蕎麦の花が咲きます。蕎麦の花と富士山がコラボした写真を撮ることができます。

富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)

富士山本宮浅間大社は全国1300以上の浅間神社の総本宮。世界遺産富士山の構成資産です。富士山をご神体としており、本殿、拝殿、桜門などは、徳川家康の寄進によってつくられました。(富士山周辺に「富士山本宮浅間大社」という神社はたくさんありますので、迷わないように…!)

富士山本宮浅間大社で1番のパワースポットといえば、境内にある「湧玉池」です。富士山の雪融け水が長い時間をかけて湧き出る「富士山御霊水」で満たされています。

池の近くには「水屋神社」があり、ここで御霊水を汲んで持ち帰ることができちゃいます。富士山のパワーを、体の中に取り入れてみてはいかがでしょうか!

富士ミルクランド(静岡県富士宮市)

富士ミルクランドは富士山の麓、朝霧高原にあるレジャー施設です。なんと「入園料無料」で楽しめます。新鮮で濃厚な牛乳を使ったソフトクリームやジェラートは、最高の味わい!

バーベキューも楽しめるので、劉備達と同じように雄大な自然の中で地元のブランド肉を味わいましょう。アトラクションも充実していて、一日では遊び足りないかも…。そんな時は併設のキャンプ場予約を。ゆったりとした時間を存分に満喫できます。



現地の食べ物・おみやげ

ここから、富士山周辺と南房総の美味しいものをご紹介します。

蕎仙坊(裾野市)

富士山の麓に佇む築四百年を越す古民家で、絶品のお蕎麦を味わえます。運がよければ窓の外にリスが現れることも!

細打の「おせいろ」、太打の「田舎」、細打で色白の「富士のしらゆき」など、お蕎麦の種類も豊富です。二色そばを選べば「おせいろ」と「田舎」の2種類、三色そばなら「富士のしらゆき」もプラスして3種類のおそばが楽しめます。

いわ瀬 新道店(裾野市)

創業明治元年という、歴史あるお茶屋さんです。お土産用のお茶も購入できますが、食事やカフェも楽しめます。お茶菓子付きのカフェメニューは、定番の煎茶、豊かな香りの玉露のほか、和紅茶など、オリジナルメニューも盛りだくさん。

毎日限定15食の「おにぎりランチ」は、やさしい味付けのおかずもセットになっています。美味しいほうじ茶を味わいながら、ゆったりとしたランチタイムを過ごせます。

富士宮やきそばアンテナショップ(富士宮市)

「B-1グランプリ」でゴールドグランプリを連続受賞したことでおなじみの、「富士宮やきそば」が味わえるアンテナショップです。

富士宮やきそばの特徴は、何と言ってもコシのあるもちもち麺と、肉かす、イワシの削り粉、紅しょうがなどのトッピング。その特徴をまとめた「12箇条」まであるそうです。

周辺に観光施設が多いことも魅力的です。散策で歩き回って小腹がすいたら、おやつ代わりに富士宮やきそば、そんな楽しみ方はいかがでしょうか。駐車場はありませんので、ご注意を!

しゃれて鱒(富士宮市)

富士宮市内のお菓子屋さんが共同開発した銘菓です。富士宮市の魚である「にじます」を粉末にして生地に練りこむという、かなり衝撃的な一品です。

 

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「魚臭い!?」なんて心配は無用です。牛乳たっぷりのミルクの餡と相まって、やさしい風味が口の中にひろがっていきます。

市内にある「マルキーズ洋菓子店」など和洋菓子店で入手可能です。お土産にしてお友だちをビックリさせてみてはいかがですか!?



住吉飯店(千葉県・鋸南町)

地元の方はもちろん、全国各地からお客さんが殺到するという、ボリューム満点の中華海鮮料理店です。名物のえびそばには、信じられない数のエビが入っているとか…⁉

 

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「新解釈・三国志」撮影隊の大のお気に入り店で、現場に何度もお弁当を運んだそうです。大泉洋さんや小栗旬さん、城田優さんなどが食べたかもしれないその味を、味わってみてはいかがでしょうか!?


南房総の「道の駅」いろいろ

南房総といえば、ドライブにぴったりのエリア。そんな南房総には、マイカーを止めて食事や買い物を楽しめる道の駅が本当にたくさんあります。その中でも人気の道の駅を5つ、ご紹介します。

道の駅「保田小学校」

廃校となった小学校の校舎を利用した道の駅です。1階がレストランになっており、2階は宿泊施設になっています。黒板つきのお教室がそのままホテルの一室になっており、「学校にお泊りしたい…!」という昔の夢がここで叶います!お風呂も併設されており、鋸山観光の拠点にぴったりです。敷地内には地元の野菜や名物を売る大きな売店棟があり、お弁当も買えます。

道の駅とみうら「枇杷倶楽部」

「枇杷倶楽部」は、春になるとイチゴ狩りができる個性的な道の駅です。大きな屋根の建物はかわいい花壇で囲まれ、敷地内を小川が流れています。スタッフさんたちが館内のあちこちに花を飾っているので、ちょっとしたテーマパーク気分になりますよ。ぜひ素敵なお庭を眺めながら、併設「ビワカフェ」でお茶を召し上がれ!敷地内には市場棟も併設されており、魚、お野菜、ジャムなど房総の特産物を買うこともできます。

道の駅「富楽里とみやま」

魚介料理のメニューが多く、お刺身や天婦羅などが美味しいと評判の道の駅です。

道の駅「おおつの里 花俱楽部」

花摘みが出来る道の駅として、近年いろいろな観光ガイドで紹介され、大型バスで観光客が来るほど有名です。春は子供サービスで「ポピー摘み」ができます。珍しい多肉植物や南国育ちの大ぶりな花「極楽鳥花」があります。

道の駅「ちくら・潮風王国」

大きな生簀があり、伊勢海老や鮑といった新鮮な高級海鮮を売っています。レストランは2軒あり、海鮮が美味しいことで人気です。とくに「せん政水産」のアジフライは驚くほどの大きさ!地方からのお取り寄せにも対応してくれます。休日はいつも混みあっています。



まとめ

今回は、エンターテイメント超大作「新解釈・三国志」のロケ地になった、静岡県と千葉県をご紹介しました。雄大な自然をゆったりと満喫するもよし。富士の名水が育むグルメを味わうもよし。千葉の海からの恵みを味わうもよし。楽しみ方は無限大!ぜひ、行ってみてください!

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