2019年に公開された新海誠監督の「天気の子」は、2016年の世界的ヒット「君の名は。」から3年ぶりの作品です。前作以上に東京のスポットがたくさん登場します。
今回は映画の舞台となった、東京の主要エリアで「天気の子」のスポットを紹介し、その世界観を体験していきます。実在するスポットが鮮やかで美しいアニメーションで描かれ、「ヤフー知恵袋」や「マクドナルド」など、私たちが日常生活でよく利用するツールや店舗も登場し、映画の世界をより身近なものに感じることができますよ！
あらすじ
主人公の帆高は住んでいた島を飛び出し、雨が降り続く東京へと家出する。初めての大都会に興奮しながら、仕事と住む場所を探すが、その中で天気を操る不思議な少女陽菜と出会う。
帆高は陽菜の能力を活用し、依頼者に晴れを届ける「晴れ女ビジネス」を提案し、WEBサイトを立ち上げる。依頼はどんどん舞い込み、ビジネスは軌道に乗っていく。
しかし、その後二人は思わぬ展開へと巻き込まれていく…。
主な出演者
監督：新海誠
声の出演：
醍醐虎汰朗（森嶋帆高）
森七菜（天野陽菜）
小栗旬（須賀圭介）
本田翼（夏美）
吉柳咲良（天野凪）
平泉成（安井刑事）
梶裕貴（高井刑事）
倍賞千恵子（立花冨美）
花澤香菜（カナ）
佐倉綾音（花澤綾音）
市ノ瀬加那（佐々木）
木村良平（キムラ）
野沢雅子（占い師）
上白石萌音（宮水三葉）
神木隆之介（立花瀧）ほか
新海監督によると「天気」を題材にしたストーリーを描きたかったそうです。SFっぽい設定の作品ながら、お天気がテーマだから身近に感じられるユニークな映画となっています。
＼同じ新海誠監督の作品、「君の名は。」／
映画の舞台・ロケ地
ここでは、作品の舞台となった東京のスポットを紹介します。どれも街中にあるちょっとしたスポットなので、東京の街中を散策して見つけてください。
マンボー 新宿靖国通り店
ここは映画の序盤で主人公の帆高が寝泊まりしていたネットカフェです。
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宿泊料金も安く、シャワーも無料で利用でき、家出したお金の少ない帆高にはありがたい場所だったことでしょう。
残念ながら、新型コロナによる影響で2020年8月末で閉店してしまいました。 現在はもうありません。
新宿東宝ビル
帆高が警察官から逃げた場所、「新宿東宝ビル」です。ビルの上にある「ゴジラ」の頭が目印です。
このゴジラヘッドは12時～20時まで、1時間おきに口からビームを出して吠える演出があります。その時間帯を狙って訪れてみてはいかがでしょう？
マクドナルド 西武新宿駅前店
ここは帆高と陽菜が初めて会った場所です。陽菜はアルバイトとして働いており、帆高にビッグマックをこっそりサービスするシーンが印象的でしたね。
駅近くの店舗ということもあり、食事時には非常に混雑しています。映画を見た後にこの店舗でビッグマックを思わず注文したくなっちゃいますね！
朝日稲荷神社
映画の序盤で陽菜が天気を操る力を授かる神社です。銀座駅の近くにあります。
大広朝日ビルの屋上にあります。このビルの1階にはJTBがあり、それが目印です。エレベーターで8階まで上がり、非常階段で屋上まで行けます。日曜と祝日は参拝できないので要注意です！
不動坂
陽菜と弟の凪が住むアパートの近くにある坂です。映画ではたびたび登場し、重要なシーンにも使われています。
この坂はJR山手線田端駅南口にある坂です。山手線の中でも乗車者数が少なく、こじんまりとした駅で、とても素朴な外観が特徴です。
6月には紫陽花が咲く、情緒ある坂です。映画公開後に多くの人が聖地巡礼で訪れたことでも話題になりました。
レインボーブリッジ&都立芝浦南ふ頭公園
家出した帆高がぼんやりと夕暮れのレインボーブリッジを眺めているのは、このあたりの地点と思われます。
映画のイメージを象徴する、孤独で美しい景色でしたね。
高島平団地
高島平団地は、物語の終盤で出てくる、大きな団地群のあるエリアです。
家賃が都心よりかなり安く、広い物件に住みやすい、人気のエリアとなっています。
周りの観光スポットやツアー
映画の聖地巡礼スポットを中心に紹介してきましたが、ここからはその中でも観光としても楽しめるスポットを教えていきます。
お台場
いわずとしれた東京の人気スポットです。映画の中では、晴れ女ビジネスで東京テレポート駅前を訪れたシーンが登場しました。
お台場には、大型ショッピングセンターのアクアシティ（自由の女神とレインボーブリッジが見られる）、実物大ガンダムが鎮座するダイバーシティ東京、国内最大級の屋内テーマパークの東京ジョイポリス、東京の夜景を満喫できるパレットタウンの大観覧車など、様々な施設があります。
家族でのお出かけ、デート、ショッピングなど、様々なスタイルで楽しむことができるスポットです。
森美術館
六本木駅近くにある美術館で、六本木ヒルズ森タワーの53階にあります。建物内の展示空間としては日本で最も高い場所に位置しています。
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52階にはカフェがあり、都内を見渡しながらティータイムをゆったりと楽しむことができます。また、美術館の入場券とは別にスカイデッキの入場券を購入すれば、360度から都内の景色を眺められるスカイデッキを利用できます。
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ちなみにこのスカイデッキも映画内で登場しています。
現地の食べ物・おみやげ
飲食店が何万店、何十万店とある東京都。その中でも、お手頃なレストランを3件ご紹介します。
ハンバーグ ウィル
ハンバーグ ウィルは、新宿御苑の近くにあるレストランです。
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岩手県産高級銘柄豚「岩中豚」を100％使用したハンバーグが食べられます。ソースは、デミグラス、柚子胡椒、クリームマスタードの3種類あり、自分の好みに合わせた味を選ぶことができます。
落ち着いた雰囲気の内装で、夜にはテーブルにキャンドルが灯され、上質なムードの中で食事を堪能できます。
ル・ブルターニュ
地下鉄東西線の神楽坂駅近くにあるガレット専門店です。
季節ごとの旬の食材を使ったガレット、クレープを提供してくれます。本場フランスを感じさせるシックな雰囲気の店内で、本場の雰囲気を感じながら料理を堪能できます。リンゴの発泡酒、シードルとカップリングして堪能するのがオススメです！
松ちゃん
六本木とは思えない、隠れ家的店構えの居酒屋です。「老舗料亭なのでは？」と身構えてしまいますが、中に入ると大衆居酒屋で、外観とのギャップに驚かされます。
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金曜以外の平日には生ビールが190円と破格で、食べ飲み放題のコースも3280円とリーズナブルです。六本木で安く飲める居酒屋として利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
東京の様々なスポットが舞台となっている本作。東京に住んでいたら、普通に生活しているだけでも聖地巡礼できてしまいそうですね。普段はあまりじっくりと見ない空を眺めながら、様々な天気のもと、映画の世界に浸ってみてはどうでしょう！？
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