映画「ジョーカー」は世界で社会現象を巻き起こした2019年公開の大ヒット映画。世界興行収入はなんと1000億円以上！アカデミー賞の数々の部門でノミネートされました。
夢を追い愛を求め、蔑まれ虐げられても優しさを忘れない男。しかし、彼がみずからをジョーカーと名乗った瞬間、世界にひとつ悪が生まれるー。ジョーカーに静かに共感する若者が世界中にあらわれ、そのあまりの影響力を心配する声が上がるなど、世界的社会現象となった映画です。
今回は、映画「ジョーカー」のロケ地、ニューヨークのロケ地めぐりです。
あらすじ
ゴッサム・シティに住む主人公のアーサーは、脳に障害を抱えているが、身体の弱い母親と同居し、看病をする優しい男。人々を笑顔にしたいと、コメディアンを夢見ながら道化師のアルバイトで生計を立てていた。そんなある日、アーサーは仕事中に理不尽な暴行を受ける。アーサーは仕事を遂行できなかったと責められ、道化師のアルバイトもクビになってしまう。不運は重なり、乗車していた電車で再び理不尽な暴行を受けそうになったアーサー。
自分を守ろうと暴力に暴力で立ち向かうアーサーの中で、何かが目覚める…。バットマンの天敵、ユーモラスで底抜けに残酷な悪役誕生の秘密を描き社会現象となった作品。
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主な出演者
監督：トッド・フィリップス
出演：
ホアキン・フェニックス（アーサー・フレック／ジョーカー）
ロバート・デ・ニーロ（マレー・フランクリン）
ザジー・ビーツ（ソフィー・デュモンド）
フランセス・コンロイ（ペニー・フレック）
ブレット・カレン（トーマス・ウェイン）
ダグラス・ホッジ（アルフレッド・ペニーワース）
ダンテ・ペレイラ＝オルソン（ブルース・ウェイン）ほか
ホアキン・フェニックスのジョーカーは、喜怒哀楽の表現が素晴らしくて衝撃を受けました。あの階段のシーン！つま先から頭のてっぺんまで全身で、喜を表現しているシーンは瞬きを忘れるほど魅入ってしまう大好きなシーンです。名優リバー・フェニックスの弟、という重い看板を突き破った現在の彼。ハリウッドきっての繊細な感情演技を見せてくれます。
映画の舞台・ロケ地
バットマンにも登場する架空の都市、ゴッサム・シティ。「ゴッサム」はニューヨークのダークな面をイメージさせる言葉ですが、古英語で「山羊（悪魔や愚者）が囲われている屋敷」という意味だそう。とはいえ、現在のニューヨークはかなり安全に楽しめる街。ここからは、ニューヨークでのロケ地をご紹介します♪
ジョーカーの階段
ジョーカーの階段（JOKER STAIRS）として有名になってしまったこの階段。地図にもこの名称で載っています。
もはやジョーカーファンの聖地！ちなみに、階段の段数は132段！
聖地となる前は、とても急な階段としてニューヨークで有名だったそうです。ジョーカーがダンスをする姿が、とても印象的ですよね。かなりきつい階段と覚悟して、訪れてみませんか？
ベッドフォード パーク ブルーバード駅（Bedford Park Blvd）
ジョーカーが電車内で大勢のピエロをかき分け警官から逃げるシーンが撮影された場所です。ピエロの乱闘は鬼気迫る中にも、ユーモアに溢れ、とても印象に残るシーンです。作品内では、行先が「ゴッサム」となっており、手が込んだ伏線が仕込まれています。
自分の乗った電車が、ゴッサム行きだったらどうしますか…？私なら、裸足で逃げ出すかもしれません。笑
マンハッタンブリッジ下 チェリー通り×パイク通りのトンネル
マンハッタンブリッジ下 チェリー通り×パイク通りのトンネル（Under The Manhattan Bridge Cherry St ＆ Pike St）は、アーサーが大事な商売道具が入ったバッグを抱えて走り抜けたシーンの撮影地です。
長い足と腕を大きく振りながらの走り方は、まさしくピエロ！そのシルエットがトンネルの壁に映る場面は、なんだか無声映画のチャップリンを思い起こさせて懐かしい気持ちになりました。
周りの観光スポットやツアー
ジョーカーのロケ地を満喫したら、周辺のスポットへも足を運びませんか？ここからは、おすすめのスポットをご紹介します！
ダンボ
ダンボ（DUMBO）はブルックリン橋とマンハッタン橋のすぐ近くのエリアにある、レンガ造りの倉庫街です。ニューヨークでインスタ映えする写真が撮りたいなら、ぜひおすすめです。
ブルックリン橋やエンパイアステイトビルをイースト川をはさんで撮影するベストスポット。カフェや飲食店、家具店などが次々と出来ており、観光スポットとして人気急上昇中！
屋内型メリーゴーラウンドの「Jane’s Carousel」も、インスタ映えするスポットとして大人気。
日曜日にはフリーマーケットも行われているので、ちょっと見て歩くだけで現地に住んでいる気分も味わえます。
ドミノパーク（Domino Park）
「Domino」という砂糖工場の跡地にできた公園です。ブルックリンのウィリアムズバーグにああります。景色が良すぎて動きたくなくなり、お尻に根っこが生えてしまいます。
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芝生もあるということは寝っ転がってくつろぎなさいという事。澄み渡った青空の下でテイクアウトしたランチを食べたら、気分はもうニューヨーカーですね。
そして、夜景も絶景で綺麗すぎて感動するのですが、何故か切なくなる感情も同時に湧き上がります。この素敵な景色達を、人生で1度は目に焼き付けてみませんか？
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現地の食べ物・おみやげ
ここからは、現地でおすすめの食べ物やおみやげをご紹介します！
シンディケイティッド バー ＆ シアター キッチン
シンディケイティッド バー ＆ シアター キッチン（Syndicated Bar ＆ Theater Kitchen）は倉庫をリノベーションしたレストラン兼バーで、映画館も併設されています。ハンバーガーやタコスなど、ワンハンドで食べれる映画を観ながらの食事にピッタリなメニューもあります。
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Xmasシーズンには、クリスマスにちなんだ映画など季節に合った映画も上映しています。
ファット ウィッチ ベーカリー
ファット ウィッチ ベーカリー（Fat Witch Bakery）は、チェルシーマーケット内にある、ブラウニー専門店！ひとかけらでも濃厚な味と、ぽてっとした可愛い魔女のイラストが可愛いパッケージ。
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味の種類が豊富で、キャラメル・ダブルチョコ・ほうじ茶etc.色々な味を楽しめます。大阪や京都にも支店はありますが、やっぱり本場でしょ！ってことで出来立てを食べれるキッチン併設の本店に行かれることをおすすめします♪
- 個人用に渡すのにピッタリな4つ入りのギフトボックス 10.95ドル
- 大勢にバラ撒く用にピッタリな18個入りボックス 45ドル
などなど、用途に合わせたお土産が選べますよ♪
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交通機関
「ジョーカー」のロケ地巡りに最適な交通機関は、MTA（Metropolitan Transportation Authority）の地下鉄。167ストリート駅（167 Street Station）は、"ジョーカーの階段"の最寄り駅です。またこの駅は、ベッドフォードパークBlvd駅、とヤンキースタジアム駅に挟まれているので、スムーズにいろいろな観光地巡りができますよ♪
まとめ
この作品が公開されるまで、ジョーカーのイメージはただの悪のピエロでした。バットマンの永遠のライバルで、気味悪い笑顔で派手なスーツを着こなし、やることがえげつないけど憎めない…という。この映画では、過去のジョーカー像を良い意味で裏切られます。今回ご紹介したニューヨークの撮影地を訪れ、ジョーカーが居た場所や見ていた景色を肌で感じてみませんか？
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