映画「ボヘミアン・ラプソディ」は、伝説のロックバンド「クイーン」の軌跡を描いた世界中で大ヒット作品です。
撮影地が多いイギリスのロケ地はもちろん、観光スポットやグルメ、お土産まで、まるごとクイーンについてご紹介します!映画をみて気になった方はもちろん、ずっとクイーンが好きな方も必見ですよ。
あらすじ
1985年7月13日。「クイーン」のボーカリスト、フレディ・マーキュリーは、20世紀最大のチャリティーコンサート「ライブエイド」の会場に向かっていた。彼の本名はファルーク・バルサラ。地元のロックバンド「スマイル」のメンバー、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、そしてジョン・ディーコンとともに「クイーン」を結成し、一躍スターになった。
音楽番組、米国ツアー、そして「ボヘミアンラプソディ」の大ヒットで得た世界的名声。恋人メアリーとの幸せな結婚生活も、もうすぐ手に入る。そんなフレディだが、じつは自分のアイデンティティに疑問を持ち始めていた…。
主な出演者
出演者:
ラミ・マレック(フレディ・マーキュリー/ファルーク・バルサラ)
ルーシー・ボイントン(メアリー・オースティン)
グウィリム・リー(ブライアン・メイ)
ベン・ハーディ(ロジャー・テイラー)
ジョー・マゼッロ(ジョン・ディーコン)
エイダン・ギレン(ジョン・リード)
アレン・リーチ(ポール・プレンター)
トム・ホランダー(ジム・“マイアミ”・ビーチ)
マイク・マイヤーズ(レイ・フォスター)
アーロン・マカスカー(ジム・ハットン)ほか
ラミ・マレックは約1年間をかけてフレディ・マーキュリーの役作りをしたそうです。有名人の癖やしぐさを分析する専門のコーチまでいたとか。パフォーマンスの様子や、ふとしたしぐさもそっくりでしたよね。マレックはこの役で見事2019年のアカデミー主演男優賞を受賞しました。
映画の舞台・ロケ地
さて、ここからはさっそくイギリスにある映画のロケ地を紹介いたします。
ラトランドアームズ(Rutland Arms)
ラトランドアームズは、テムズ川沿いにあるパブです。クイーンのメンバーが初めてジョン・リードとポール・プレンターに会うシーンのロケ地として出てきました。
こちらのお店のおすすめはフィッシュアンドチップス。ぜひ映画のシーンのようにテラス席に座り、食事をしてみてください。ここから見えるハマースミス橋の眺めもきれいですよ。
ストッカーズ・ファーム(Stockers Farm)
お次のロケ地はなんと農場です。ストッカーズ・ファームは「ボヘミアンラプソディ」の曲が制作されるシーンで使われました。スタジオは納屋を改造してつくったんだとか。「ガリレオ」の声を何度も録音した有名シーンです。
ちなみに本当にクイーンが収録に使った場所は、リッジファームとロックフィールドというところで、映画とは違う場所でした。
ハザーレイガーデンズ(Hatherley Gardens)
ハザーレイガーデンズは、クイーンがのレコード会社(EMI)に向かって石を投げるシーンのロケ地です。噴水の前あたりが撮影されました。
カフェや文具店などのおしゃれなお店に囲まれた場所です。
周りの観光スポットやツアー
さて、ここからはイギリスにあるクイーンの聖地をまわっていきましょう。
ガーデンロッジ(Gaden Lodge)
まずはフレディの最期の家、ガーデンロッジです。フレディは息をひきとるまで、この家にいました。
今でもクイーンのファンが大勢訪れているそうですよ。現在メアリーが相続し、住み続けているそうです。
インペリアル・カレッジ(Imperial College)
インペリアル・カレッジは「クイーンがはじめてパフォーマンスをした場所」です。そのことを記したプレートが飾られていますので、ぜひ探してみてください。
ブライアン・メイが通っていた「インペリアル・カレッジ・ロンドン」や、クイーンの前身バンド「スマイル」の活動拠点「インペリアル・カレッジ・ユニオン」があり、ファンなら外せない聖地となっています。
ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)
チャリティーコンサート「ライブエイド」の会場として登場した、ウェンブリースタジアムです。撮影は当時のスタジアムを再現するために別の場所で行われました。
今ではサッカーの聖地だそうです。
現地の食べ物・おみやげ
ロケ地・クイーンの聖地をまわってきましたが、お腹も空いてきましたね?ここからはグルメとお土産情報をみていきましょう。こちらもクイーンに関連した場所をまとめてみました。
ムーランカフェ(Moulin Cafe)
まずは「ムーランカフェ」です。さきほど紹介したウェンブリースタジアムから近いところにあるので、ぜひ寄ってみてください。
さて、こちらのカフェのどこがクイーンと関係しているのかといいますと…
この投稿をInstagramで見る
店内に沢山クイーンの写真やポスターが飾られているのです。マスターがクイーンの大ファンなんだそう。すごい数のコレクションを持っているそうです。
ハンバーガーやチキン、パスタにデザートまで、フードがいろいろあって、どの料理もボリュームが凄いんだとか…。日本人観光客に人気の美味しいお店だそうです。
ぜひこちらでゆっくり腹ごしらえをしてみてください。
イッツ・オンリー・ロックンロール(IT'S ONLY ROCK'N' ROLL)
シャーロックホームズで有名なベイカー・ストリート近くにあるのは、「イッツ・オンリー・ロックンロール」というお店。
名前からわかるように、クイーンの他にもKISS、ローリングストーンズなど、いろんなロックバンドのグッズを販売しています。Tシャツやパーカーやポストカード、マグカップなど、プレゼント用にもよさそうですね。
観光客が入りやすいので、ぜひ記念に立ち寄ってみてください。
リチャード・ヤング・ギャラリー(Richard Young Gallery)
リチャード・ヤング・ギャラリーは、その名の通り、クイーンの公式写真家、リチャード・ヤングの作品ギャラリーです。
クイーンの公式写真家というだけあり、ライブや宣伝材料などの公式記録以外に、フレディのホームパーティーの写真もあります。ここでしか見ることのできない貴重な写真がたくさんありますよ!
飾られている写真のほとんどが購入できてしまうため、「お土産スポット」としても人気です。ファンならたくさん買ってしまいそうですね!
リチャードさんしか撮影することのできなかった、いろんな表情のクイーンをぜひ観に行ってみてください。
交通機関
今回紹介したスポットは、バス停や地下鉄駅の付近が多いので、公共交通機関での移動が安くて便利です。
ロンドン観光でマストなのが「オイスターカード」です。ロンドンの公共交通機関のほぼ全部で利用可能。とくにバスは現金が使えず、オイスターカードのみ利用可能です。
切符の半額ぐらいで乗車できたり、上限金額まで利用するとそれ以上は値段が上がらないなど、かなりお得なカード。地下鉄の券売機などで購入できます。機械は日本語案内もあるので購入しやすいのもうれしいですね。
(フレディは見晴らしのいいバスの一番前の席に座ることが好きだったそうですから、フレディになりきってバスで移動するのもいいかもしれませんね!?)
まとめ
今回はクイーンに関するロケ地や聖地といった観光スポットをたくさん紹介しました。ロンドンには、クイーンの聖地をまわるツアーがいくつもありますので、そういったツアーに参加するのもいいかもしれませんね。ぜひクイーンが生まれたイギリスの空気を直接感じてみてください。
※現在(2020年9月時点)はコロナの影響で中断されているようです。
コメント 記事の感想やライターさんへの応援メッセージを送ろう!