映画「モアナと伝説の海」は2016年(日本では2017年)に公開されました。モトゥヌイ島の村長の娘モアナが、島の危機を救うため海を超えて冒険します。多彩なグラフィックが美しいファンタジー作品です。モアナはディズニー初のポリネシア系ヒロインとしても注目されました。
今回はそんなモアナの住む南の島、モトゥヌイ島のモデルとなった「サモアのボラボラ島」をクローズアップ!ポリネシアの伝統やグルメなどなど魅力をいっぱいご紹介します。
あらすじ
モアナは太平洋のモトゥヌイ島の村長の娘。島民たちは「珊瑚礁を超えてはいけない(外洋に出てはいけない)」という掟を守り、幸せに暮らしていた。しかしあるとき、島から魚が消え、作物が実らなくなる…。
島を救おうとするモアナに、祖母のタラは海の伝説を語りだす。1000年前にこの世界を生み出した女神テ・フィティの伝説だ。
「テ・フィティの心」という美しい宝石が女神から盗まれたとき、魚は消え、作物が実らなくなるのだという。モアナは幼いころに海で拾った美しい石を思い出す…。伝説の石を女神に返さないと、島は救えない。モアナは女神に石を返すための冒険に出る…。
\圧巻の歌と映像、感動アドベンチャー/
主な出演者
監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
声の出演:
屋比久知奈(モアナ)
尾上松也(マウイ)
夏木マリ(タラおばあちゃん)
ROLLY(タマトア)
安崎求(トゥイ)
挿入歌「どこまでも~How Far I'll Go~」は屋比久知奈の歌唱で人気となりました。芸能界とは無縁の大学生だった彼女ですが、審査時に披露した主題歌のわずかな一節だけで審査員の心を射止めました。素晴らしい歌唱力にも注目してください!
映画の舞台・ロケ地
「モアナと伝説の海」のロケ地は、ポリネシア諸島(サモアやフィジー、タヒチなど)がモデルとなっています。大自然の創造した様々表情が見られるポリネシア諸島のなかでも、タヒチはポリネシア文化発祥の地と言われ、118の島々がそれぞれユニークな魅力をもっています。
ボラボラ島
映画「モアナと伝説の海」の舞台にもっとも近いとされるのが、タヒチのボラボラ島です。
豊かな緑と透き通った青い海はまさにモアナが育ったモトゥヌイ島ですよね!?ボラボラ島は火山岩の一種である玄武岩で出来ており、古代の火山噴火で出来た海底火山が海面から顔をのぞかせた島です。
おすすめスポット オテマヌ山
モアナが育った村は、このオテマヌ山の麓のエリアがモデルといわれています。
オテマヌ山は一目見たら忘れられないほど特徴的。山頂はなんと海抜727メートルにも達するそうです。美しい山と海のオーシャンビューを同時に楽しめる、世界でも珍しい観光スポットです。
おすすめアクティビティ①ビタミン・シー・ボラボラ
この投稿をInstagramで見る
ビタミンシー・ボラボラ(Vitamin Sea Bora Bora)のカタマランヨットは、大海原を爽快に進むモアナになった気分で楽しめるツアー。美しい海い青と爽やかな風を感じながら、タヒチの海を遊びつくして。
おすすめアクティビティ②大自然の中のサイクリング
ボラボラ島では大自然の中でのサイクリングも楽しめます。
島内にレンタサイクル店がありますので、自転車はレンタルできます。為替にもよりますが、1日2000円以内でサイクリングが楽しめますよ!水分補給と日焼けには気をつけて…!
おすすめアクティビティ③アウトリガーカヌー
モアナが乗っている船はアウトリガーカヌーと呼ばれ、今でもボラボラ島の水上コテージで利用されています。
もともとは木材と縄で作った伝統的なカヌーですが、ボラボラ島ではエンジンがついたものが多く、快適な水上アクティビティとなっているようです。
フアヒネ島 スリーピングレディ
フアヒネ島のスリーピングレディは、映画に登場する海の女神「テ・フィティ」のモデルとされている山です。ボラボラ島から飛行機で約20分ほど。
フアヒネとは女性を意味し、まるで海の女神が寝ているような稜線です。
周りの観光スポットやツアー
ボラボラ島に行くなら、ぜひ足を伸ばしたいスポットをご紹介します!
トゥパイ島(オープンハートの島)
ボラボラ島の北、約16キロのところにあるトゥパイ島は、世界中の恋人たちの憧れ。上空からは「オープンハートの島」と呼ばれる奇跡のハート形が見られます。
この投稿をInstagramで見る
1日1組限定で、このハートの島で結婚式が挙げられるそうですよ!?
現地の食べ物・おみやげ
世界中の観光客が訪れるボラボラ島には、美味しい食事や美しいおみやげもあります。
ブラッディ・マリーズ
世界中のセレブが訪れる人気のレストランと言われている「ブラッディ・マリーズ」
このお店では好きな食材を選んで焼いてもらえるBBQスタイルのレストランです。
この投稿をInstagramで見る
BBQコースは1人約12,000円。せっかく南国に来たならロブスターなどの海の幸を豪快に食べるのも醍醐味です!
この投稿をInstagramで見る
モノイオイル
南の島特有の灼熱の太陽と潮風。そんな島に住む女性たちの肌と髪を守る万能オイル「モノイオイル」120mlは日本円で約1,000円。
この投稿をInstagramで見る
ココナッツオイルに花を漬け込んで作られています。100%天然素材のオイルなので肌や髪に潤いを与え、もちろん保湿効果も抜群です。
サンオイルとしてお土産に喜ばれます。こってりしたクリームタイプもあり、こちらはスキンケア効果が高いそうです。
サロンスカート
タヒチの民族衣装といえるサロンスカート。土産店では必ず目にするアイテムですから、ぜひ気に入った柄があればおみやげに。
ゴーギャンの描いた絵のような、カラフルな原色がたくさんあります。
交通機関
タヒチ諸島は日本から約9500km離れた場所にあります。日本からはボラボラ島へ行くには、タヒチ島パペーテ空港を経由するルートのみとなっています。
パペーテ空港への直行便は、成田発のエアタヒチヌイ航空のみで、フライト時間は11時間ほど。そしてパペーテからエアタヒチ(国内線)でボラボラ島へ到着します。フライト時間は50分ほど。
日本との時差は-19時間です。
ボラボラ島内での交通機関はボートとバス。空港から各ホテルへは専用のボートに乗って目的地へ向かいます。ホテルも水上コテージがメインなので、カヌーでの移動が多のも特徴の一つです。
タヒチ本島の交通機関はバスがメインです。レストランやツアーもバスに乗って現地へ向かいます。数は少ないもののタクシーの運行もあります。
観光シーズンとおすすめホテル
ボラボラ島に行くなら、おすすめシーズンは5月から10月(乾季)。
ボラボラ島は年間を通じて温暖な気候(年間平均気温27℃、平均海水温26℃)で、乾季(4月〜11月)と雨季(12月〜3月)があります。太陽が燦々と輝く下で、綺麗な海や空、アクティビティを目一杯楽しむには、乾季がおすすめです。
雨季はオフシーズンとされているので、ツアー価格は安い時期なのですが、高温多湿で蒸し暑く、サイクロンが発生することもあります。
インターコンチネンタル ボラボラ
映画の世界観を最も楽しめるおすすめのホテルは「インターコンチネンタル タラソスパ ボラボラ」です。
ここはボラボラ島の中でもっともオテマヌ山が綺麗に見えるホテルとして有名。映画の世界観をフルで感じられるホテルです。
すべての部屋が水上コテージなので、美しい熱帯魚がすぐそこに泳ぐのを見ながら、オテマヌ山の風景も楽しめます。
まとめ
映画「モアナと伝説の海」の舞台となったタヒチのボラボラ島は日本人にも人気が高く、ハネムーンでの旅行ランキングでは毎年上位にランクインするほどのビーチリゾートです。映画の世界観たっぷりのボラボラ島は、豊かな自然と壮大な海の魅力たっぷりの楽園でした。
コメント 記事の感想やライターさんへの応援メッセージを送ろう!