2008年にリリースされた映画「ダークナイト」は、DCコミックスの「バットマン ダークナイト・トリロジー3部作」の2作目。アニメの実写化映画ながら、ストーリー、映像、音楽どれをとっても感動を覚える作品です。
クリストファー・ノーラン監督が製作指揮し、エンターテイメント性と芸術性を兼ね備えた本作には、批評家も高い評価をしたようですが、アカデミー賞作品賞にはノミネートされませんでした。このことが批判をよび、アカデミー賞の基準見直しまで行われたそうです。
今回はその「ダークナイト」のロケ地シカゴの観光スポット、おいしいグルメ情報をご紹介していきます。
あらすじ
悪との戦いから引退を考えていたはずだったブルース・ウェイン。しかしピエロのマスクを被った謎の強盗集団がゴッサムシティを荒らし始める。
ブルースは究極の悪「ジョーカー」を前に、ふたたびバットマンに扮してジョーカーに立ち向かうことを決意する。ゴッサムシティの平和を取り戻すため、新しく地方検事として就任した正義漢ハービー・デントと共に事態の収束に動き出すが…。
主な出演者
監督:
クリストファー・ノーラン
出演:
クリスチャン・ベイル(ブルース・ウェイン/バットマン)
ヒース・レジャー(ジョーカー)
アーロン・エッカート(ハービー・デント検事/トゥーフェイス)
ゲイリー・オールドマン(ゴードン警部補)
マイケル・ケイン(アルフレッド)
ケイティ・ホームズ(レイチェル・ドーズ)
モーガン・フリーマン(フォックス)ほか
ジョーカー役のヒース・レジャーはアカデミー賞助演男優賞受賞が決まっていましたが、その授賞式を前に亡くなりました。ヒース・レジャーは役作りの為、6週間もホテルにこもり、ジョーカーの笑い方を研究するなど、ストイックに悪役に成りきって圧巻の演技を完成させました。見ると戦慄を覚える人も多いのではないでしょうか。
かつてジョーカーを演じた名優ジャック・ニコルソンは、ヒース・レジャーに「ジョーカーはやめておけ、あの役はメンタルが大変すぎる」とアドバイスしたそうです。のめり込むタイプのヒースはまさに命をかけて演じてしまったのでしょう…。
映画の舞台・ロケ地
シカゴシアター
シカゴシアターは劇中でハービーとレイチェルがバレエを見に行くシーンに使われました。
シカゴシアターはアメリカの国家歴史登録財に指定されています。
ウィリス・タワー
アメリカでも三番目に高い超高層ビルのウィリス・タワー。映画ではバットマンが一番てっぺんからゴッサムシティを見下ろしています。
ウィリス・タワーの中には「スカイデッキ」と呼ばれる上下ガラス張りの場所もあり、バットマンと同じ視点でシカゴの街を見渡すことができます。
周りの観光スポットやツアー
ミレニアムパーク
ミレニアムパークはアートと自然と都会が美しく融合している公園です。散策すれば無料で様々な個性的なアートを楽しむことができます。
銀色のそら豆?のようなオブジェが有名です。
シカゴ川クルーズ
新旧が調和したシカゴの風景を、ガイドさんの説明付きでクルーズすることができるツアーです。
40以上の建築物を間近で眺めることができて迫力満点です。
\クリストファー・ノーラン監督の関連映画/
https://movietabi.com/genre/sf/inseption-movie-lokechi/
現地の食べ物・おみやげ
ル・マルナーティ
シカゴのピザはとにかくボリュームがすごいのですが、中でも「ル マルナーティ」というお店のディープディッシュ・ピザは名物です。
厚底の鍋で焼き上げたその生地はまるでパイのようです。もちろんチーズとソースもたっぷり。一度ご賞味ください。
シカゴ・チョップ・ハウス
アメリカといえばステーキが有名ですが、シカゴに行けばニューヨークよりおいしいステーキが食べられると言われることも。中でも名店は「シカゴ・チョップハウス(Chicago Chop House)」。
50日間熟成させたドライエイジドビーフを食べることができます。分厚くて柔らかいお肉のステーキに大満足です。
ギャレット・ポップコーンショップス
日本にも上陸した「ギャレット・ポップコーンショップス」はシカゴが本場です。
1949年の創業から変わらず美味しさを守り続けている名店。
お土産にすれば本場のギャレットが味わってもらえて喜ばれます!!
交通機関
成田空港、羽田空港どちらからも観光地までほど近いシカゴ・オヘア空港まで直行便があります。
現地ではバスと電車がしっかり連携しているので、それらを使うのがいいでしょう。「アンリミティッド・ライド・パス(Unlimited Ride Pass)」を購入すれば、1日10ドル、3日で20ドル、7日で28ドルで電車、バスに乗り放題なので、こちらを有効活用するのが得策ですよ☆
まとめ
ダークナイトの世界観にどっぷり浸かれるロケ地、シカゴはアメリカの中でも有数のアメリカ文化を堪能できる観光地です。フランク・シナトラや、禁酒法時代の伝説など、面白いストーリーもシカゴにはまだまだたくさん。ぜひ自分で行っていろいろ見聞きしてください。
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