映画「チャーリーとチョコレート工場」は、イギリス児童文学の巨匠、ロアルド・ダール作「チョコレート工場の秘密」原作のファンタジー映画。2005年に公開され、世界的に大ヒットしました。ティム・バートン監督&ジョニー・デップ主演という、名コンビによる最高傑作のひとつです。子どもの頃にこの映画を見ながら、ウォンカ工場の楽しくもミステリアスな雰囲気に心をくすぐられ、心臓をバクバクさせた人も多いのではないでしょうか?
今回は物語の舞台イギリス・ロンドンで映画のロケ地や「チャーリーとチョコレート工場」の世界観をたっぷりと楽しめるスポットをご紹介します♪映画に出演した子役たちのその後の活躍や、ロンドンの観光地、グルメ情報も盛りだくさんです!
あらすじ
みんな大好きウォンカのチョコレート。しかし、ライバル企業にレシピを盗まれ、永らく工場は閉鎖されていた。ある日、突然工場が再開され、工場主ウォンカ(ジョニー・デップ)の声明とともにチョコレートが世界中に出荷され始めたのだった。
“ウォンカの工場ついに公開!ゴールデン・チケットを持つ幸運な5人の子どもたちに見学を許す”
ウォンカ・チョコレートに入っているゴールデン・チケットを当てたのは、
- 貧しいが心優しい主人公チャーリー
- 食い意地のはった少年オーガスタス
- ナッツ工場のわがままなご令嬢ベルーカ
- 野心ギラギラ、ギネスブックに名前を刻みたいバイオレット
- クールなゲーマーのマイク
甘く楽しく、チョコっと苦い不思議な工場の秘密が暴かれていく!
主な出演者
監督:ティム・バートン
キャスト:
ジョニー・デップ(ウィリー・ウォンカ)
フレディ・ハイモア(チャーリー・バケット)
アナソフィア・ロブ(バイオレット・ボーレガード)
ジュリア・ウィンター(ベルーカ・ソルト)
ジョーダン・フライ(マイク・ティービー)
フィリップ・ウィーグラッツ(オーガスタス・グループ)
ディープ・ロイ(ウンパルンパ)
デイビット・ケリー
ヘレナ・ボナム・カーター ほか
ジョニーデップがヤバい工場主ウィリー・ウォンカを怪演。ファンタジー映画の主人公を演じるのに、ここまでピッタリな俳優は他にいないのでは…。ティム・バートン映画には欠かせない英国女優ヘレナ・ボナム・カーターも出演。
子役キャストたちのその後の活躍
子供がたくさん出てくる映画を見ると、気になるのはその後の彼らの活躍ぶり。俳優として今でも活躍しているか、知りたくありませんか?
チャーリー役のフレディ・ハイモア
チャーリー役のフレディ・ハイモアも、いまや30歳。「チャーリーとチョコレート工場」に出演する以前からキャリアを積んできたベテラン子役でしたが、その後も年1~2本ペースで子供も楽しめるエンタメ作品に出演。ケンブリッジ大学でアラビア語を学び、4カ国語(英語、アラビア語、フランス語、スペイン語)を話せる秀才ぶり。 最近では製作や脚本側にまわることも多く、世界でヒットした韓国ドラマ「グッドドクター 名医の条件」の米国版を製作兼出演しました。
Happy birthday to the one and only, Freddie Highmore! 🥳 We hope your day is just as joyous as you! pic.twitter.com/jjppOwhQPk
— The Good Doctor (@GoodDoctorABC) February 14, 2022
バイオレット・ボーレガード役のアナソフィア・ロブ
美しい金髪とキリリとした目つきが印象的だったバイオレット役のアナソフィア・ロブは28歳。「マンハッタンに恋をして ~キャリーの日記~」で、成長した姿を見せてふたたび注目されました。このドラマはミレニアムの大ヒットシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」のスピンオフ作品で、アナが演じたのはキャリーの青春時代。サラ・ジェシカ・パーカーが演じた30代の大人のキャリーよりも、当然ではありますが、元気ではつらつとしています。
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ベルーカ・ソルト役のジュリア・ウィンター
ナッツ工場の令嬢、ベルーカ・ソルト。ウォンカ工場で働くリスを欲しがって痛い目にあいました。彼女を演じたジュリア・ウィンターもちょっと子リスのようなくるくるとした感じの美少女でしたよね。「チャーリーとチョコレート工場」とその関連作品へのちょっとした出演を終えたあと、ジュリアは学業を優先し、女優業から離れました。現在は出身地のスウェーデン、ストックホルムに住んでおり、お医者さんをしているそうです。趣味で演劇は続けているとのことです。
マイク・ティービー役のジョーダン・フライ
すぐキレるマイク役を演じたジョーダン・フライも28歳。ちょこちょこと出演を続けながらいい感じの雰囲気を身に着けています。最近またテレビドラマなどの出演が増えてきましたので、個性派俳優として年を重ねていくかもしれません。2022年公開の「Big Life」というロードムービー系の映画で、主演のCJ Williams役で出演しています。
オーガスタス・グループ役のフィリップ・ウィーグラッツ
食いしん坊のドイツ人少年、オーガスタス・グループ役だったフィリップ・ウィーグラッツは本当にドイツ人。撮影後はドイツでも俳優として活躍。現在はぽっちゃり少年の面影はまったくなく、シュッとした大人となっています。彼もまだまだこれからの俳優です。
ウンパルンパ役のディープ・ロイ
子役ではありませんが、ウンパルンパ役で有名となったディープ・ロイはインド系イギリス人とケニア人の両親を持ち、その祖先はインドの大富豪マハラジャという説もあります。身長が低いことを活かし、キャラクターが濃い、インパクトの強い役者として活躍。コロナで少し出演作が途切れていますが、まだまだ60代半ばですのでこれからも活躍することでしょう。
映画の舞台・ロケ地
チャーリーとチョコレート工場には、実在のモデルがあります。それが英国のチョコレート会社「キャドバリー」。甘~いミルクチョコレートで世界中で愛されているメーカーです。ウォンカの工場のモデルになったチョコレート工場や、キャドバリーの作った世界初の福利厚生施設が見学できます!
キャドバリー・ワールド(Cadbury World)
ウォンカの工場のモデルになったキャドバリー社のテーマパーク、キャドバリー・ワールド。
イギリスのチョコレート業界最大手のキャドバリー。キャドバリーワールドはチョコレート工場に併設されたテーマパークです。かわいらしい映像やお人形などを使った展示は見逃せません。
キャドバリーのチョコレートの歴史や、商品が出来るまでの工程を、オモチャの車に乗って見学して周ったりできます。
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入場特典でチョコレートバーがもらえたり、出来立てのホットチョコレートが食べられたり、「チャーリーとチョコレート工場」の世界を味わうことができます。
ゴールデンチケットが当たった子どもたちのように、無邪気に展示を楽しんでみましょう!
キャドバリーこぼれ話
キャドバリー一族といえば、イギリスでも尊敬される実業家ですが、一族出身の有名俳優がいます。BBCの「シャーロックホームズの冒険」シリーズで主演をつとめたジェレミー・ブレッドです。俳優を目指して勘当されたとか…。若いころにはオードリーヘップバーンと一緒に映画「マイフェア・レディ」に出演しました。ハンサムでいちずなフレディ役です。
じっさいにとても心の優しい人だったようで、マイフェアレディの劇中歌をミュージカル俳優の声で差し替えられてしまったことを、オードリーとともに悲しんだといいます。また、シャーロックホームズを演じているシーズン中に妻を失い、その後は精神的なショックから立ち直ることができず、BBCのシャーロックホームズシリーズは未完のまま終わっています。
ボーンビルビレッジ
「チャーリーとチョコレート工場」のモデル、キャドバリー・チョコレート。ボーンビルビレッジは、キャドバリーの3代目社長だったジョージ・キャドバリーが工場で働く従業員とその家族のために造成した住宅街です。
家賃も安く、都会で暮らすよりも豊かな暮らしが出来たとか。当時は「イギリスで最も住みやすい場所の1つ」にも挙げられていたそうです。現在は、その一角にある「セリーマナーハウス」が、テューダー様式の内装を楽しめる博物館として利用されています。
チョコレート会社が英国の労働環境を改善したのはびっくりです!キャドバリー・ワールドを訪れる際は、ボーンビルビレッジにも足を運んでみましょう。
所在地:Maple Rd, Bournville, Birmingham B30
セリーマナーハウス(Selly Manor Museum)
料金:大人£4、子ども(4歳から16歳)£2、3歳以下無料、家族チケット(大人2名と4〜16歳の子供3名まで)£12 ※キャドバリーワールドの入場チケットがあるとお得です。詳細は下記HPをご確認ください
パインウッド・スタジオ
ここからはロンドンのロケ地や舞台を紹介します。パインウッド・スタジオは、「チャーリーとチョコレート工場」の撮影が行われたスタジオです。
映画のチョコレート工場にあったチョコレートやキャンディーで出来た不思議な植物達はすべて本物のお菓子で出来ていたんだとか!
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現在は一般客の立ち入りができるのは、常設の映画館「パインウッド・シネマ」のみ。
スタジオ内に映画関連の展示が楽しめる施設「Pinewood Studio Experience」を建設予定なんだとか。「007」などのセットなどもあるそうです。オープンが楽しみですね!
プレスタット
チャーリーとチョコレート工場の原作者、ロアルド・ダール愛した老舗チョコレート店、プレスタット。イギリス王室御用達の老舗チョコレート店です。
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ダールはプレスタットのトリュフチョコレートを食べた時に「チョコレート工場の秘密」の構想を得たといわれています。
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オンライン販売もされているので、ここのチョコレートを食べながら映画を観るのもおすすめ。ダールが愛したチョコレートを堪能してみては?
ロンドン観光をを楽しむ!
せっかくロンドンに来たら、ロンドン中心街も見ておきたいですよね。ロンドン観光の外せない目玉をご紹介します。
ウィンザー城(Windsor Castle)
ロンドンでもっとも古いお城、ウィンザー城は、エリザベス2世が週末を過ごすお城。
衛兵の交代式は一般人も見物でき、女王が不在の日は館内も見学できます。英国王室らしい豪華絢爛な内装が見どころです。
ロンドン観光の際は、ぜひ訪れてみましょう!
所在地:Windsor, Berkshire SL4 1NJ
営業時間:09:30〜17:30 / 11月〜2月 09:45〜16:15
休館日:12月25日、12月26日 ※その他にも王室行事で休館・一部閉館になる場合あり
料金:£20.50*日本語オーディオガイド付き
トラファルガー広場(Trafalgar Square)
ロンドンのおへそといわれる、トラファルガー広場。
トラファルガー広場にきたら観ておきたいのが、1999年から1~2年ごとに展示替えが行われる現代アートの展示スペース、第4の台座(Fourth Plinth:フォース・プリンス)。
第四の台座には「船乗り王」ことウィリアム4世の騎馬像が展示されるはずだったそうですが、資金不足で計画倒れしてしまい、その後150年間もの間このスペースの使い道について議論され続けたのだとか。
結局このスペースは決まった展示はせず、現代アートの作品を順次展示していくことに決まり、現在まで14のユニークな作品が展示されてきました。2020年から設置されている生クリームのモニュメント「The End」は「チャーリーとチョコレート工場」にも出てきそうないでたちです。
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クリームについている虫型のドローンにはカメラ付いていて、リアルタイムでネット上に公開されているそうです。2022年春までの展示予定ですので、今のうちにライブ映像だけでも楽しんでみてください!
ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)
ウィリアム王子とキャサリン妃が挙式を挙げたウェストミンスター寺院。
英国王室の冠婚葬祭はここで執り行われることが多いので、ニュースなどで一度は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
イギリスという国の基盤が出来た1066年頃から、現在に至るまで国王の戴冠式が執り行われてきました。イギリスの歴史を眺めてきた王室の教会といえます。
隣には国会議事堂(ウェストミンスター宮殿)があり、国家と教会の結びつきの強さを表しています。ロンドンの中心部にそびえる寺院でイギリスを全身で感じてみませんか?
所在地:20 Deans Yd, Westminster, London SW1P 3PA
営業時間:9:30~15:30 *日曜定休
ビッグ・ベン(エリザベスタワー)
ロンドンを象徴する建物といえば、ビック・ベン(エリザベスタワー)。
2012年、エリザベス女王陛下の即位60周年に合わせて、この時計台の正式名称が「エリザベスタワー」とされました。ビッグ・ベンの文字盤の下にはラテン語で
"主よ、我らが女王ヴィクトリアに御加護を"と刻まれているそうです。
日本の学校のチャイムでおなじみのキーンコーンカーンコーン~♪」という鐘の音は、「ウェストミンスターの鐘」というそうです。ロンドンを訪れたら、ビッグ・ベンで記念撮影して、お友達に自慢しちゃいましょう♪
所在地:Westminster, London SW1A 0AA
現地の食べ物・おみやげ
ローラズ・カップケイクス(Lola's Cupcakes)
ロンドンっ子がメロメロの「ローラズ・カップケイクス」。かわいらしくてカラフルなカップケーキが楽しめます。
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最初はロンドンに住むビクトリアとロミーという仲良し2人組で作り始めたカップケーキが瞬く間にロンドン中で有名になり、今やロンドンのニューフェイスとなっているのだから驚きです!
日本でも原宿・六本木・舞浜に店舗を構えているため、お近くに住んでいる方はぜひ立ち寄ってみてください♪
所在地:14-18 Neal St, West End, London WC2H 9LY
営業時間:10:30~17:30
HP:https://www.lolascupcakes.co.uk/Default.aspx
クルクル寿司(KULU KULU SUSI)
ロンドン・ピカデリーでは有名な回転ずし屋さん、クルクル寿司。
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旅行先で日本食が恋しくなった時におすすめのお店です。日本語での注文が可能。
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メニューは日本語と英語で書かれており、日本語が通じる店員さんもいるそうです。安心して食事が楽しめますよね。海外で日本食が恋しい夜に、いかがですか?
所在地:76 Brewer St, Soho, London W1F 9TX
営業時間:12:00~14:30 / 17:00~22:30 *日曜定休
HP:https://vince1526.wixsite.com/mysite
ロック&ソウルプレイス(Rock & Sole Plaice)
イギリス料理の定番「フィッシュアンドチップス」が楽しめるロック&ソウルプレイスは、イギリス旅行で一度は行っておきたい本場英国パブ。
当たりはずれの大きいイギリスの飲食店ですが、こちらのフィッシュアンドチップスは間違いなし。ぜひ一度味わってみてください。
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パブというとお酒を飲み明かすイメージがありますが、ファミリー連れがお昼のランチも楽しめるフレンドリーな店も多いんです。
所在地:47 Endell St, Covent Garden, London WC2H 9AJ
営業時間:月~土 12:00~20:00
料金:フィッシュアンドチップス各種 レギュラー 15£ / ラージ 18£
HP:http://www.rockandsoleplaice.com/
交通機関
今回紹介したエリアは、ロケ地ごとにパインウッドスタジオ周辺のエリア、プレスタット(地下鉄ピカデリー駅)周辺のエリア、キャドバリー・ワールド周辺のエリアの3つです。
それでは、エリアごとに振り返っていきましょう!
パインウッドスタジオ周辺のエリア
こちらは、ヒースロー空港からタクシーで20~30分と電車で行くより早くて簡単に行くことが出来るエリアです。空港を降りたら、まず車で訪れてみるのもいいでしょう。
また、地下鉄ピカデリー駅からでも、電車とタクシーで1時間半ほど。旅行の計画を立てる時に参考にしてください♪
プレスタット(地下鉄ピカデリー駅)周辺のエリア
ロンドンの主要観光地が集まるピカデリーは、地下鉄が張り巡らされたエリア。今回ご紹介したスポットはどれも地下鉄ピカデリー駅、またプレスタットから徒歩で15~30分程度で行くことが出来ます。
また、ロンドンバスを使ったツアーなどを利用するのもおすすめです。
キャドバリー・ワールド周辺のエリア
こちらは、地下鉄ボーンビル駅から徒歩15~20分のエリア。ピカデリー駅からキャドバリー・ワールドは電車を数本乗り換えて約半日かかります。
キャドバリー・ワールドの見学時間は3時間ほど。その他、ボーンビルビレッジやセリーマナーハウスの見学を入れると全部で4時間はかかります。ですので、他のエリアとは日を分けることをおすすめします。旅行の計画を立てる際には注意してください。
まとめ
今回は「チャーリートとチョコレート工場」に関連するスポットをイギリス、ロンドン中心にご紹介しました。今夜はチョコレートをつまみながら映画を見て、童心に帰ってみませんか?
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