AIアシスタントが日常に浸透してきた今日この頃。
先ほど、私の親愛なるAIアシスタントShiriに「愛してる」と言ってみたら、
「またまた…照れてしまいすよ」と可愛らしい返事が返ってきました。
皆さんも、やったことありますよね(笑)
こうして日々進化していく技術を目の当たりにしていると、
AIと気軽に会話できる日も近いのでは?と思ってしまいます。
本日は、そんなAIと恋に落ちる男性を描いた映画「her/世界でひとつの彼女」をご紹介します。
映画を視聴するにはこちらから
『あらすじ』
近未来のロサンゼルス。手紙の代筆ライターとして働いているセオドア。仕事は順調だが、私生活では妻・キャサリンと別居中で、心が満たされない日々を送っていた。
ある日、広告で見かけた新しいOSを購入したセオドアは、AIの女性「サマンサ」と出会う。彼女との会話は、次第にセオドアの寂しさを埋めていった。
やがて、知的でユーモア溢れるサマンサに惹かれていくセオドア。サマンサもまたセオドアに好意を寄せており、やがて恋人同士になるのだが…。
人間とAIの恋愛関係を描いた映画ですが、舞台が近未来ということでSFの要素も盛り込まれています。
第86回アカデミー賞では脚本賞を受賞しており、そのストーリーと世界観に引き込まれること間違いなしです。
映画を視聴するにはこちらから
『主な出演者』
出演者:セオドア・トゥオンブリー (ホアキン・フェニックス)、サマンサ (スカーレット・ヨハンソン)、エイミー (エイミー・アダムス)、キャサリン (ルーニー・マーラ)他
主演は映画「ジョーカー」でアカデミー主演男優賞を受賞したばかりのホアキン・フェニックス。この映画では恋愛に臆病な男性を演じています。
AIの女性、サマンサはスカーレット・ヨハンソンが好演しています。
彼女のハスキーボイスもこの映画の魅力の一つなので、ぜひ字幕版で楽しんで欲しいです!
『映画の舞台・ロケ地』
舞台は、高層ビルが立ち並ぶ近未来のロサンゼルス。映画中にも、未来を彷彿とさせる個性的な建物がたくさん登場します。本当にこんな建物存在するの?まさかCG?
いいえ、違います。なんとこの映画の多くは中国・上海で撮影されたもの!かなり印象的な建物はどれも上海の建造物なんです。
それでは早速、上海のロケ地を見ていきましょう!
陸家嘴(ルージャーズイ/りくかすい)
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未来的な高層ビル群で知られる上海の華麗な金融街。そのビル群の一つ、上海国際金融センターの手前にあるペデストリアンデッキがロケ地として使用されています。
映画では分かりませんが、上空から見るときれいな円形に!中央の花壇も美しいですね。
五角場(ウージャオチャン/ごかくば)
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上海の繁華街「上海十大商業中心」の一つに数えられる五角場。
あまりガイドブックには載っていない穴場スポットですが、近くには大学や巨大ショッピングモールなどがあり、賑わいのある街です。
映画に登場するのは高架道路にある楕円状の構造物。その形はまるで巨大宇宙船のよう…個性的な物体なので映画内でもかなりのインパクトがありました(笑)
この物体は、真下にある地下広場の屋根の役割を果たしているそう。地下広場は、地下鉄駅や近隣の商業施設との連絡通路にもなっています。
上海喜瑪拉雅(ヒマラヤ)美術館
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市街地から少し離れたところにある美術館。セオドアがOSのコマーシャルを見かけるシーンに登場します。内部にはまるで洞窟のような空間が広がり、幻想的な雰囲気が漂っています。
実はこの建物、磯崎新さんという日本人建築家が設計した建物なんです!意外!
ホテルや映画館、グルメモールなども併設されているので、ここだけでも一日中楽しめそうですね!
もちろん舞台となっているロサンゼルスで撮影された場所も!こちらのロケ地も紹介します!
ウォルト・ディズニー・コンサートホール
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折り紙作品のような個性的な外観で有名なホールなのですが、ロケ地となったのはこのホールの屋上庭園。サマンサとのデートシーンで登場します。
青い花の形のようなオブジェが印象的ですね。
Hollywood/Western駅
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こちらもデートシーンに登場。壁のカラフルなスポットカラーがお洒落な地下鉄駅です。
ここまで紹介してきた建物に比べて、ちょっとレトロな雰囲気ですよね!
映画では海辺の街にある駅でしたが、実際にはハリウッド大通りにつながっています。
『周りの観光スポットやツアー』
映画「her/世界でひとつの彼女」は上海とロサンゼルスの二つの都市で撮影されていました。
ロケ地までやってきたら、次は周辺を散策してみてはいかがでしょうか?観光名所が意外と近くにありますよ!
まずは上海から見ていきましょう。
東方明珠電視塔
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言わずとも知れた上海の超有名ランドマーク。写真で見たことがある人も多いのではないでしょうか?
実はこのタワー、先ほど紹介したロケ地、陸家嘴と同じ場所にあるんです!
この写真にも、先ほど登場したペデストリアンデッキが映ってます(笑)
球状の展望台からは上海の景色を一望できます。夜9時半まで営業しているので、きらびやかな夜景も楽しめそうですね!
ロケ地よりもむしろこちらの方がメインになってしまうかも!?
上海動物園
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「中国と言えばパンダ!」という方も多いのではないでしょうか。そんな方には上海動物園へ行ってみましょう!
現在、上海動物園では雄のパンダが2匹飼育されています。
日本と違って長時間並ばずにゆったりと鑑賞ができますよ。
他にも中国でしか見られない貴重な動物が多く飼育されています。地下鉄駅からも徒歩1分とかなり近いので、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。
続いて、ロサンゼルスの観光名所です!
ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム
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映画の都ハリウッドの名所といえばこちら。エンターテイメント界で活躍した有名人達の名前が刻まれている歩道です。
名前の入った星形プレートはなんと2,000以上!距離は5km近くにも及びます。その中には、映画でサマンサの声を担当したスカーレット・ヨハンソンの名前も刻まれています。
ロケ地で紹介したHollywood/Western駅からも地下鉄で約5分と近い距離。大通りを歩きながら、有名スターの名前を探してみてくださいね。
グリフィス天文台
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その美しい外観から、数々の映画のロケ地としても有名なグリフィス天文台。ここからはロサンゼルスを一望することができ、夜景スポットとしても人気の高い観光地です。
あのハリウッドサインもここから眺めることができますよ!
天文台にはプラネタリウムも設けられていて、迫力満点のの宇宙を楽しむことも出来ちゃいます☆
『現地の食べ物・おみやげ』
上海とロサンゼルス、それぞれのおすすめを紹介します!
南翔饅頭店
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まずは上海のグルメから。
地元上海でも有名な小籠包の名店。1階がテイクアウト、2階と3階がレストランになっています。
お店は上海随一の商店街、豫園商城にあるので、食べ歩きしながらお土産探しも出来ますよ♪
PINK’S
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アメリカの中でホットドックの消費量が最も多いロサンゼルス!
PINK’Sは、そんなホットドック大好き地元民の舌を唸らせる有名なホットドック店。
チリソースとチーズたっぷりが売りの、行列のできる人気店なんです。
このボリューム感…頬張るのが大変そう(笑)
80年以上も前から続く老舗で、ハリウッドスターも数多く訪れるPINK’S。お店の中には有名人のサインも数多く飾られています。
『交通機関』
上海
日本以上に地下鉄のシステムがが整っている上海。
料金が安く、路線図も分かりやすいため、旅行者にぴったりの交通手段です。
さらに、地下鉄で使える交通ICカードはバスやタクシーでも使えるので
こちらもぜひ活用して。
ロサンゼルス
上記で紹介したハリウッドのロケ地へ行くには、メトロレールと呼ばれる地下鉄が最適。
なぜなら、ロサンゼルス国際空港からハリウッドまで、この地下鉄だけで行けるからなんです!
紙のチケットが無いためtapカードと呼ばれるICカードを購入するのをお忘れなく。
もっと手広く観光したい方は、Uberも利用してみるのも良いでしょう。
日本にいる間に、アカウント登録など各種設定を済ませておくのがポイントです。
『オススメのホテル・航空チケット』
お盆やゴールデンウィークなどの大型連休中は、旅行者がグッと増えるため航空券も高くなります。
航空券をお得に購入するには、上海、ロサンゼルスともにシルバーウィーク後の
10月ごろが狙い目です!
ロサンゼルスへの航空券は、経由便を利用すると移動費をさらに安く抑えられますよ。
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『まとめ』
今回は映画「her」のロケ地となった上海とロサンゼルスを紹介しました。
それぞれ違った魅力が詰まっているので、どちらへ行こうか迷ってしまいますね!
あなたはどちらへ行ってみたいですか?
まずは映画を見て、二つの都市が入り混じる未来都市を楽しんでみてくださいね♪
原町
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