2016年公開の映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は「ハリーポッター」シリーズの5年ぶりの新作で、多くのファンが公開を待ち望んでいました。
あのワクワクするような魔法の世界を再びスクリーンで体験することができ、私もいち早く劇場に足を運んだことを覚えています。
今回はその映画の舞台となったリバプールのスポットを紹介していきます。
映画で登場する魔法の世界を想像しながら、リバプールの魅力をじっくりと満喫するのに役立ててください!
『あらすじ』
魔法動物学者のニュートは目的地のアメリカ・アリゾナ州に向かう途中で経由地のニューヨークへ到着する。
その際にスーツケースから魔法動物が逃げ出してしまい、ニュートは慌てて探しに向かう。
魔法動物たちが街へ逃げてしまったせいで大騒ぎになり、「ノー・マジ(普通の人間)」が魔法の存在に気づき始めてしまう。
そんな中、ニューヨークでは謎の黒い影による事件が続発しており、ニュートは思わぬ形でその事件に巻き込まれていく・・・。
『主な出演者』
監督:デヴィッド・イェーツ
出演:エディ・レッドメイン(ニュート・スキャマンダー)、キャサリン・ウォーターストン(ティナ・ゴールドスタイン)、ダン・フォグラー(ジェイコブ・コワルスキー)、アリソン・スドル(クイニー・ゴールドスタイン)、コリン・ファレル、ジョニー・デップほか
「ハリーポッター」シリーズのスピンオフ作品ということで、ところどころに関連要素が散りばめられています。
例えば、入国審査でニュートが開けたカバンの中にハッフルパフのマフラーがあったり、ニュートは「あなたはシーカーですか?」という質問に「むしろチェイサーのほうだけど」とクィディッチを匂わす言葉を織り交ぜたりしています。
こういった伏線を探しながら繰り返し作品を見れば、また違った楽しみ方ができます♪
『映画の舞台・ロケ地』
映画ではニューヨークを訪れる設定になっていますが、多くのシーンはスタジオ撮影が行われました。主なロケ地として使われたのがイギリスの港町・リバプールです。
マーティンズ銀行(Martins Bank)
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ニュートが逃げ出した魔法動物のニフラーを追って訪れたのがこの銀行です。
約100年前に設立された銀行で、リバプールは奴隷貿易で急速に発展した歴史もあり、銀行の入り口の壁には奴隷を描いた彫刻があります。
セント・ジョージ・ホール(St George’s Hall)
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次期大統領候補であるヘンリー・ショーが選挙演説を行うシーンで使われました。
ネオクラシック様式の最高傑作として称えられており、リバプールの繁栄の象徴となっています。
裁判所やコンサートホールとして使われた歴史があり、現在ではコンサートやパフォーマンスが行われる施設として利用されています。
モザイクの床が特徴的で、色鮮やかなデザインは一見の価値があります。
また、裁判官室や監獄などが見学でき、リバプールの歴史を感じられるスポットとしても楽しめます。
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『周りの観光スポットやツアー』
リバプール大聖堂
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リバプール大聖堂は英国教会の中で世界最大級の規模を誇ります。
美しいデザインのステンドグラスは圧巻で、光が差し込むと鮮やかな色彩を見せてくれます。
また、塔の最上階からはリバプールの街並みが一望でき、美しい景色も楽しめるスポットとなっています。
ビートルズストーリー
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リバプールは世界的有名バンドのビートルズの生まれ故郷として有名です。
この施設では写真やパネルでの解説を通して、ビートルズに関する歴史を学ぶことができ、ビートルズの曲をより深く理解するのに役立ちます。
日本語対応の音声ガイドもあるので、英語が苦手な人でも問題なく楽しめます。
テート・リバプール
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ここはリバプールにある国立の近現代美術館です。
ロンドンのテート・ブリテンの分館にあたり、多くの展示品数を有しています。
モダンアートを中心に、テートコレクションから厳選された作品が展示されています。
入場無料なので、リバプールで芸術に触れたくなったらぜひここを訪れてください。
ファンタスティックビーストと言えばあの作品も見逃せません…!

『現地の食べ物・おみやげ』
スカウス
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この料理は北欧の船乗りが食べていたシチューから由来したもので、余った野菜などを煮込んだ家庭料理としても知られています。
レストラン「マー(Ma Boyle’s Alehouse and Eatery)」ではその名物料理が楽しめます。
3時間以上煮込んだ牛肉は口に入れるとすぐにとろけてしまうほどの柔らかさで、多くの人の舌をうならせています。
OH ME OH MY
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歴史的な建築に指定された建物の中にあるレストランです。
広々とした店内は白を基調とした色で、ゆったりとした気分で食事やティータイムを満喫できます。
特にアフターヌーンティーが人気で、屋上にあるテラス席で景色を見ながらのアフタヌーンティーは格別です。
『交通機関』
リバプールまではリバプール・ジョン・レノン空港を利用すると便利です。
成田空港からは直行便はないので、アムステルダムを経由する便だと約18時間のフライトになります。
空港から市内への移動にはバスやタクシーがオススメです。
現在は新型コロナウイルスによる航空便の欠航、外務省からの渡航情報も出ているため、渡航の際には運行情報・渡航情報も確認されることをお勧めします。
『オススメのホテル・航空チケット』
『まとめ』
イギリス観光といえば真っ先にロンドンを思い浮かべますが、リバプールにも様々なスポットがあります。
私は個人的に一度訪れましたが、海が見える港町のリバプールはロンドンよりもゆったりとした時間が流れる都市で、散策するのにちょうどいい場所でした。
魔法使いや魔法動物たちが駆け回った世界を想像しながら、リバプールのおしゃれなスポットをぜひ楽しんでみてください♪
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